2010年2月発願＆結願 |
| 日頃 参拝している 東京台東区浅草寺の本堂前及び雷門の前に 『 江戸３３観音札所 』 の碑が在るのに気づき、構成の殆どの観音札所が自分がかって生活していた地域や 知らず門前を通過していた寺院であることもガイドブックで判ったことで 先ず 1番札所浅草寺にて納経帳を買い求め、順不同に33番札所目黒の龍泉寺まで、 2010年2月の土曜、祝日の計５日間、路線バスと地下鉄を用いて一気に巡った。 （ 所在地は ちなみに 港区に９寺、文京区に8寺、台東区と新宿区に各３寺、中央区と品川区に2寺、墨田区、豊島区、中野区、杉並区、世田谷区、目黒区に各1寺で計33寺院 ） 所持品は経本と数珠のみであり、写経、頭陀袋、輪袈裟、蝋燭、お線香等は持参しなかった。行程を以下に示します。 １日目 1.浅草寺→（徒歩）→2.清水寺→（都バス）→4.回向院→（大江戸線）→6.清水観音堂→（徒歩）→7.心城院→（日比谷線）→3.大観音 ２日目 9.定泉寺→（徒歩）→8.静林寺→（徒歩）→10.浄心寺→（徒歩）→23.大円寺→（徒歩）→11.圓乗寺→（徒歩）→12.伝通院→（都バス）→13.護国寺→（徒歩）→14.金乗院→（徒歩）→15.放生寺→（徒歩）→16.安養寺 ３日目 18.真成院→（丸ノ内線）→19.東円寺→（徒歩）→17.宝福寺→（丸ノ内線・銀座線）→24.梅窓院→（銀座線・日比谷線）→5.大安楽寺 ４日目 31.品川寺→（徒歩）→30.一心寺→（徒歩）→29.高野山東京別院→（徒歩）→25.魚籃寺→（徒歩）→27.道往寺→（徒歩）→26.済海寺 ５日目 20.天徳寺→（徒歩）→21.増上寺→（徒歩）→28.金地院→（徒歩）→22.長谷寺→（都バス・田園都市線）→32.観音寺→（東急バス）→33.瀧泉寺 |
| この 江戸33観音札所めぐりは自分にとって初めての札所巡りであり、何も分らずままに只身内の故人の供養の為に巡りました。 今 振り返り思い出すと各お寺さんの対応もさまざまであり、内陣にまで招き入れて頂き、自分の拙い観音経全巻と般若心経の読誦中、後ろに控えておられ、その後 茶菓の接待をして頂いた札所もありました、 また、次の札所への道順を事細かに教えて頂いた札所も複数ありました。 その後の数年間、300以上の寺院にて読誦させて頂いた経験を積んだ現在振り返ると、そのように御対応して頂いた寺院及び住職様は一介の巡礼者に対して格別の配慮をなされていたことが今にして分かり、改めて当時の自分の無知無礼を恥じると共に改めて感謝を申し上げます。 又、一方においては 詣でた寺務所に観音巡りに伺ったと申し出ると、本堂とは別の境内の一隅にある半坪程度の小屋を指し示し、その締め切った扉の前にて読誦後に納経をお願いすると 将に事務的に納経帳に対応する係員の居る寺院も少数ながら存在しました。 江戸33観音札所は浅草寺のように他の巡礼札所を兼ねている寺院も多く、それらの寺院は参詣者も多い。（例えば、回向院、清水観音堂、護国寺、放生寺、高野山別院、瀧泉寺 等） 一方、その他の多くの寺院は自分が訪れた時は閑散としており、今回の巡礼中に各納経所にて他の江戸３３観音巡礼者と邂逅しえたのは上記７寺院以外では計僅か2名でありました。 追記：いつ訪問してくるか判らない巡礼者の為に、寺としては常時待機している訳にはいかないので、巡礼者は訪問時刻を午前9時から12時までと、13時から16時まで、若しくは日没までと配慮しなさいと、2番札所にて諭され、この助言はその後の秩父、坂東の各札所巡りにも適用させて頂きました。 もっとも、巡礼者の大半が遠隔地から訪れるのが予測されている、西國や四国の札所では昼休みや17時前でも受け付けてくれるようであります。 江戸３３観音札所の所在地詳細は下記 札所所在地http://ja.wikipedia.org/wiki/江戸三十三箇所 江戸３３観音（２巡目）に進む 観音巡礼 に戻る |