坂東３３観音(3)

区切り8回目（14、2、3、4 番札所） (弘明寺、逗子岩殿観音、鎌倉安養院、鎌倉長谷観音)

2010年6月25日

　14番札所へは京浜急行弘明寺駅の改札を出て右折して即3分、急坂を下る途中で境内入る経路を取り、読誦後、御朱印を受領。

　境内より眼下の家並を展望しての実感として、次回の参拝の際は（横浜駅からの市営地下鉄弘明寺駅で下車し）賑やかな商店の立ち並ぶ参道を通り、正面からの石段を登って境内に入る経路をと望む。

　京急弘明寺駅から新逗子駅に到着。東京市ヶ谷に鎮座の亀ケ岡八幡と同名の八幡様の脇を通り、JRの踏切を渡り、駅から20分程で閑静な住宅街の奥の2番札所岩殿寺の山門に到着。

　山門前には33札所の石碑がある。本堂内の観音様とは別に　更に石段を登った奥の院の後ろ崖上峰上に観音像が立ち、相模湾を臨む。
　
　岩殿観音から3番札所安養院への県道を歩行（所要約30分）の場合、トンネル内を通過の為、車両の排気ガスに注意。
（ショルダーバックにマスクを常備していなかったことを悔やむ）

　次回 2巡目の時にこのトンネル内通過を避けるには逗子駅に戻り、鎌倉駅まで、ＪＲを利用するか、若しくは順路に拘らず、2番札所から、浄明寺、杉本寺を経由する迂回しか手段が無いかと思う。
（　トンネル内を通過する路線バスは確認できず。　）

　鎌倉駅からは徒歩約12分。　拝観料は100円（鎌倉の寺院では止むを得ない！）　読誦後、寺務所に行くと、昼休みの間は取扱中断とのこと、付近のコンビニで購入のパンをバス停のベンチにて食後、御朱印受領。

　安養院から4番札所長谷寺までも徒歩約30分、門前も、境内も、本堂内も　参拝客の列、列、列、
　観音像の右手前にて小声にて　観音経の偈を読誦。
　御朱印受領後、団扇を受領。観光客と共に境内の紫陽花を愛でる。
拝観料300円は妥当！

長谷寺境内より、相模湾を臨む

区切り９回目（1７、１８番札所）(出流観音、立木観音)

2010年7月4日

17番札所出流観音には北千住駅から東武伊勢崎線にて栃木駅に着き、ここから2時間に1本のバスに乗車。

　東北自動車道の下をくぐる前から乗客は自分一人となる。所要時間公称60分を運転手さんの好意で往きは45分所要で終点に到着。（市の補助で運賃片道300円）

　バスは途中石灰岩の採掘鉱山の横を通過する。今回は休業日であったが、操業日であれば、本日以上の粉塵量であろうと予測）

　本堂内にて読誦が可、本堂から奥の院に至る15分の渓谷と不動の瀧は凛然。奥の院舞台は立入り禁止で修復に2年は要するとのこと。
修復を待って再度訪れたい。
　境内の宿坊は、最近団体バスが最寄の観光地へ直行してしまうため　空室があるとのこと。

　2時間の間に本堂での読誦と奥の院の往復後に門前の飲食店で昼食を摂るのは困難。

　バスに乗り、栃木駅に戻る。市街地では乗降客も多いため、帰途は定時運行。
　栃木駅から東武日光駅に出る。途中下車可能な往復バス券を駅にて2000円で購入する。
　中禅寺湖湖畔の参道を辿り、18番札所立ち木観音に到着。

　観光客が多いという理由で、本堂内にては般若心経のみ、別途本堂前にて観音経を読誦する。

　境内回廊からの湖の景観抜群。
　早朝の天気予報に反し、栃木県下にて傘を使用せず感謝

　　　　　　　　　　　　　立木観音堂から中善寺湖展望

区切り１０回目（２６、２５番札所）(常陸清瀧寺、筑波大御堂)

2010年7月17日

　筑波エクスプレス筑波駅にてレンタサイクルを借りる。
　学園東大通りの台秤入口を右折、125号線を左折すると田園風景となる。
東城寺入口にて53号線を横断した後は人も車も疎な長閑な里山。
　上空にはパラグライダーが舞う。
　暫くして小野の里に入る。小野小町生誕の地とのこと。
　長閑！　だらだら坂を登る。　出発してから1時間15分程で山門前に到着。
　山門下の清め水の冷たさは寺名に恥じぬ。
下車して石段を登り、26番札所清瀧寺境内に入り読誦。

　　山麓沿いに２５番札所大御堂に行く途中、石切場 (セメント工場) の横を通過。
　　徒歩若しくは自転車の場合、17番札所出流観音の時と同様平日操業中の通過は避けた方が無難。
　
大池横から筑波田井郵便局へのバイパス入口を見落とした為、北条の筑波古道入口の坂道から入る。

　坂道の傾斜が厳しくなり、下車して徒歩に移って5分後に第1鳥居を通過、傾斜は急勾配で、筑波郵便局上のバス道路に至る迄徒歩計30分。

　勾配＆疲労の度合いは９番札所都幾山への参詣時より遥かにきつい（四国66番札所雲辺寺への遍路登山道よりは楽）

　バス道路上（筑波神社前）の飲食店から見る眼下の眺望絶景。
　大御堂での読誦後筑波神社参拝し、先日結願した東京10社朱印帳の余白頁に御朱印を頂く。

　帰途は大池手前の平沢官衛遺跡案内所の助言で、涼風の稲穂の中の農道を53号線まで、一気に南下、（最適のサイクリングロード！）
　大穂交差点にて筑波東大通りに出る。

　　２５番札所筑波山大御堂前茶屋より展望

区切り１１回目（24、23番札所）(雨引観音、笠間佐白観音)

2010年7月20日

　青春１８切符を使い、宇都宮線小山駅から水戸線に乗り換え、岩瀬駅に着く。
　線路沿いに戻り、北関東自動車道の下を潜って県道４１号線に合流し、南下する。
平坦地。炎天下、人影なし。
県道は一部の歩道が白ペンキのみでガードレールが無く、恐怖。

やがて急斜面の車道を登り、駅から1時間15分で24番札所雨引観音に到着。

孔雀が放し飼いの境内は広く、園内は業者により整備中、内陣にて読誦可。
境内は整備の最中だが景観等秀麗。

近在の方々の列に並び、延命水を汲む。

帰途は坂の途中から駅前まで結城市在住の老夫婦の車に同乗させて頂く。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　24番札所雨引観音札所山門

雨引観音境内から展望

　岩瀬駅から十数分で笠間駅。駅から徒歩30分で23番札所笠間観世音寺に到着。

　内陣にて読誦可、境内の裏の佐白山からは笠間市は一望。
　帰途に笠間稲荷に参拝。社の周囲の駐車場は全てガラガラ。

　躑躅の5月、菊の10月と正月の他は笠間は閑散です。との蕎麦屋兼稲荷寿司屋の小母さんの話
　帰路は友部経由。

　

笠間観世音裏佐白山展望台からの笠間市街

区切り12回目（16、15 番札所）