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坂東３３観音(4)
| 区切り12回目（16、15 番札所）(水澤観音、高崎白岩観音) |
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2010年8月8日 |
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徒歩約30分で到着するが、途中、『 日本ドイツロマンチック街道 』 の標識を確認。その地点からの 赤城山麓一帯の眺めは素晴らしい。 駐車場横からでなく、南側山門より入る。 本堂、内陣にて読誦が可能。 六角堂内のマニ車を3回回す。 たまたま、入場無料であった 釈迦堂内の諸仏像は見事。 再度 水沢入口ビジターセンター前バス停まで歩き、バスで渋川駅に戻り、高崎駅に着く。 高崎駅から榛名湖方面行バスに乗り、ドドメキという 変わった名前のバス停で降りる。バス運転手に聞いたダラダラ坂を約30分登って到着。 途中、水沢観音への時と同様、赤城山麓が見えるが高崎市街も一望。後で地図で調べると 知らず、長野新幹線のトンネルの上を歩いていたことになる。 200円の料金にて内陣での読誦可、修験僧道場宗派とのことで、観音像との対面は身が引き締まる。 住職に、徒歩30分の処に奥の院が在ると告げられるが、帰りのバス便が気になり、辞退する。 帰途、バスは途中ＪＲの北高崎駅を通過することに気づくが、そのまま高崎駅まで乗車する。  １５番札所前駐車場から高崎市街を望む |
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| 区切り13回目（32，27，28 番札所） (上総清水寺、銚子飯沼観音、下総滑河観音) |
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2010年8月15日 |
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団体用の小型バスでも通れぬ間道を利用して、32番札所音羽山清水寺に、駅からの所要時間50分弱で到着。 内陣にて読誦が可能。境内の途中左側にも本堂の観音様とは別に観音堂があり。双方にて読誦する。 27番札所飯沼観音円福寺へは、ＪＲを乗り継いで銚子駅に到着。 駅から徒歩２５分。県道２４４号線の左側にある新設五重塔を従える本堂は無人。 御朱印は本堂から徒歩4分の県道の右側（南側）の寺務所にて受領する。 番外の犬吠崎のお寺さんの案内書を貰い、『折角此処まで来たのだから 足を伸ばしたら』 と勧められたが、時間が無いため、次の札所に向かう。 銚子駅からＪＲ成田線で滑川駅に向かう。途中 長期にわたり、車窓から右手に利根川の堤防が目視できる。 滑河駅から徒歩17分で28番札所滑河観音龍正院に到着。 駅から県道を辿ってくると、寺へは裏側の駐車場口から入ることになるので、塀沿いに歩き南側の山門より入る。 巨大な注連縄と田舎屋風の本堂山門に感激。 この辺は 成田空港着陸機の爆音絶え間なし。横田や厚木の比では無い。 寺務所にて飴を頂戴する。 |
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| 区切り14回目（22番札所）(佐竹寺) |
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2010年８月21日 |
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凡そ35分にて到着し、本堂前にて観音経を2回読誦。 寺は昼休中でも受付可で社務所にて老婆より本堂の写真を頂く。 炎天下 寺より40分程の 西山荘に立ち寄って涼をとり、駅への帰路は川沿いの土手上を歩き40分程して到着。 （名物の納豆は水戸駅北口地下街の専門店での購入を水戸駅観光案内所で勧められる）  佐竹寺近郊の西山荘 |
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| 区切り15回目（21 番札所）(八溝山日輪寺) |
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2010年9月5日 |
| 水戸駅から水郡線で常陸大子駅下車。途中、電車が遅れたため、乗り継ぎ時間が2分しかなく、午前中に２本しか無いバスへ慌てて駆け込んだが 運転手は心得ており、電車の到着時間に合わせて発車とのこと。 乗客4名のうち、他の3名はほどなく降り、終点の蛇穴バス停まで、乗客は自分一人。 約10分遅れで到着した終点折り返し地点では登山姿の女性2名が待っており、 『お寺参りをして来た。』 とのこと。 帰りのバスが16時15分発であることを確認して ２１番札所八溝山日輪寺へ歩行開始。即、登山道。 舗装林道を７５分間歩き、その後未舗装の森林内の道を２５分間歩いて到着。八溝山内ハイキングコースとのこと。 本堂内で読誦可能。 住職より 『山頂まで30分程度なので如何？』 と言われ、10分程登るが、無謀と悟り引き返す。残暑の炎天下では無理。 下山時間80分でバス停に戻り、湧水にて洗面し、喉を潤し、定刻より遅れてきた最終バスに乗る。 土休日のバス便は不便！ 常陸大子駅に到着。駅周囲に開いている飲食店が無く、電車の発車時刻まで、1時間以上あるため、飲食店か食料品屋を求めて袋田の滝方面に歩くと 幸いにも大子町観光協会の建物を見つけ、飲食店の所在を尋ねる。 『飲食店は近くに無いが 駅前の旅館で弁当を作ってくれる筈』 と言われ、（玉屋旅館に）行き、弁当を買い求む。 旅館では、自分が乗る予定の（郡山方面からの）電車の乗客からの電話予約で弁当を作成中であり、自分の希望にも応えてくれた。 八溝から戻って来たところと伝えると、『昨晩、2名の女性が 当館に泊まり、朝早く、バスで、札所に出発した』 とのこと。 先程の女性二人と合点。 駅の待合室にて購入した しゃも弁 を食す。美味。 間もなく、宿の女将が弁当の包を抱え、駅員に会釈して、ホームに入り、共に電車を待つ。 女将から種々情報を得る。 感謝。 |
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| 区切り16回目（19，20 番札所）(大谷観音、益子観音) |
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2010年9月12日 |
| ＪＲ宇都宮駅にて、益子方面行きのバスの発車場所と時刻とを確認して、大谷観音行のバスに乗車。約30分で到着。 19番札所大谷寺は 往時は賑やかであったと思われる商店等が並ぶ奥に在る。 磨崖佛の千手観音と釈迦三尊像を拝顔し、読誦。 近年製作の大谷石平和観音像、奇岩像、大谷資料館と全て見て廻るにはバスの便と相談せねばならない。 （資料館では入口にて案内嬢の説明のみ） バスで宇都宮駅に戻る。 例により、バスの乗客は宇大工学部前を過ぎると自分一人。運転手が言うには『何時もこんなものです』 とのこと 20番札所益子観音に行く予定と告げると、終点益子駅よりかなり手前のバス停（益子）城内坂での降車が好都合と教えくれる。 窯元センターの賑わいを車窓より見て、宇都宮駅から計55分の所要時間で到着、下車。教えられた里山の道を辿る。 付近の田圃は稲刈りと稲刈り後の田圃焼きの最中。 やがて小高い山に登り、歩行時間約35分で山門に到る。 本堂内部に入るには前日までの連絡が必要とのことで、向拝にて読誦。 本堂脇の閻魔堂内の諭しの文言に感銘。 帰りも城内坂経由で、徒歩５５分で益子駅に着く。駅周辺に賑わいは、無し。 下館，小山経由で帰宅。 |
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| 区切り１７回目（３０，３１ 番札所） (木更津高倉観音、上総笠森観音) |
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2010年９月１９日 |
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山門前までの乗車時間 22分、運賃3320円。 本堂下の観音浄土巡りは質量ともに見応えあり。 納経所にて木更津駅行のバス停の位置と発車ダイヤを尋ね、バス停に向かう。 バス停には先着の巡礼者が既に居り、不審に思い尋ねると、浜松町バスターミナルから安房鴨川行の急行バス（アクシー号）で矢那川ダムバス停まで来て、其処から道を尋ねながら20分で札所に来たとのこと。 木更津発の今回のバスダイヤでは、電車を利用しての東京練馬から札所２箇所を１日に廻るのは無理。 次回巡礼は鴨川行き急行バス(アクシー号）の使用も考慮したい。 巡礼者はこれから33番札所に向かうとの事で、木更津駅で別れ、自分は五井駅に向かう。 五井駅から小湊鉄道に乗換えて上総牛久駅に到着。 駅から茂原駅行バスで15分で笠森バス停に到着。 駐車場前から石段を登り、7分で31番札所笠森観音笠森寺に到着。 境内には、参拝客が多い。 絶え間なく老若男女、カップル、家族連れが来訪。 これまで廻った札所のなかで、浅草の観音様、鎌倉の長谷寺を別格とすれば、日光の立木観音と並び、殷賑。 観音堂の形態は京都清水観音の舞台と類似、上野清水観音の舞台を凌駕する規模の柱組みは圧巻、独特な雰囲気湧。 観音様の指に到る綱（紐？）は威容な太さ。 名にし負う笠森観音  笠森観音観音堂舞台からの眺め、（周囲の木立が高すぎる！） 石段を降りた駐車場前で、初老の男性が自宅の庭で育成したという草木を並べている。 計300円で購入した木槿と三時花は現在も、自宅ベランダのプランターにて花を毎年 咲かせている。 茂原駅迄バスで３２分で到着。 |
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| 区切り１８回目（３３ 番札所）(那古観音) |
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2010年１０月２４日
| 特急で館山駅迄行き、1分の猶予で別のプラットホーム発上り鈍行に乗換え、 那古船形駅で下車。徒歩15分で33番札所那古寺に到着。 納経所に御朱印帳を預け、蝋燭、お線香を上げ、本堂内にスリッパに履き替えて読誦。 昼休みの時間帯であったが、丁寧に32番まで 御朱印が奉拝済みであることを確認した上で、結願の判を頂く。 別途33観音奉拝確認証書の必要を問われるが 予期せぬ要請に対し丁重に希望しない旨を伝える。（実は希望すれば 証書の価格は1000円であった） 境内から館山湾が一望。本堂の裏に大黒様の社と八大竜王様の石碑が在り参拝。 案内図に従い境内裏の急な石段を登り、途中蛇の姿を認めながら潮観展望台に着き、和泉式部、紫式部の墓？と歌碑を確認。館山湾の眺めは更に優れる。 尾根伝いに15分程林の中を下って館山駅行きのバス停に至る。 １時間に１便程度のバスで館山モール経由15分で駅に到着。 駅から見える崖観音には 後日 参拝することにした。  那古観音裏の展望台より館山湾を臨む |
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