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秩父34観音（２巡目）
| 区切り１回目 （ １〜 １０番札所 ） |
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2014年9月２９日 |
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振り返ると下車して一番札所に向かう者 計6名。 今回は八坂神社側から入らず迂回して正面山門より入り、鐘を撞く。 本堂前の祈願塔からは五色の手綱が本堂内へと導かれている。 灯明を燈し、香を供え 寺務所に本堂内での読誦の許可の 確認を得て後 観音経偈と般若心経を唱える。 寺務所内に並ぶ数種納経帳の中から 前回とは内部装丁と表紙の色との異なるのを選び購入。 １番札所四万部寺 山門外で初老の男性が2番札所への道を車遍路の婦人に聞いているのに出合う。自分も歩き遍路なので同行しましょうと一緒に歩き出す。 旅籠の前の坂を下りながら伺うと、数日前に仙台から熊谷近在の息子の家に来、勧められて一式を揃え、7時前に家を出たとのこと。 数日間かけて日帰りで通う予定とのこと。 歩行速度が異なる為、橋を渡り、如意輪観音像の辻に来たところで、 『 此処から先は1本道で 途中 右に屋根が見える道を右折して坂を下れば2番札所 』 と伝え、 申し訳ないが先行する。 前回と異なり 途中10台ぐらいの自家用車と2組の健脚の男性に追い抜かれる。 駐車場には6〜7台の車が並び、本堂への狭隘な石段の下では降りてくる先客を待つ。 本堂廻りの僅かな敷地内にも10名程度の先客が思い思いに小休止している。 躊躇したが納札箱の斜め前にて小声にて経を唱える。 出入りの激しい駐車場の脇を通り、擦違い不可能な狭い車道を下って、巡礼道に入る。 気をつけながら歩いたつもりだが途中 金木犀の木に今回も気付かずに川沿いに下り、別途2組の歩き遍路者に追い抜かれて光明寺に至る。 先着者7〜8名の後に並び御朱印を頂く。 |
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 2番札所真福寺 2番札所納経所光明寺 |
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横瀬川を渡り、左折して坂を上って3番札所常泉寺境内に到着。 |
前回は気付かなかったが向拝と本陣を結ぶ虹梁の彫り物は見事。写真に撮る。 寺務所では御朱印を頂く列は一人、大方は先行したのであろう。 半ば期待していた球根は今回 本堂縁側には用意されていなかった。 前回より半月程早い時節であったからか？ 3番札所常泉寺 観音堂  3番札所常泉寺前コスモス畑 |
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聞けば今年の３月から始めたと云う。感謝！ 納め札を提出。 暫時休憩  お接待を受けた護符 接待所 |
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横には乳飲子を抱いた観音像在り。 裏手からの小道を六角堂まで登った後、納経所にて地図を頂く。 自分は2巡目だが、御朱印を頂くのに、1巡目の納経帳に再度記帳の方式と新たに納経帳を用意する方式と どちらが多いかと訊いた所、同じ帳面に何度も御朱印を押している遍路さんも結構居られるとの事。 4番札所を出て完全な住宅街を進み、キャノン電子の看板の掛かる空き地を左に見て歩く。 確かキャノンの社名はカノン砲では無く、観音の音読みから取ったと 何処かで聞いたことがある。 4番札所金昌寺慈母観音 |
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1番2番札所の賑わいは 札所番号の数の増えるのとは逆に 徐々に小さくなってくる。 納経所である長興寺では御朱印を頂く際の列は無し。 巡礼者の速度が各自違う為、徐々にバラけているのであろう。 前回同様市営グランドに突き当たり、時計周りに迂回して、坂道を辿る。 前回よりも半月程早めに廻っているので 若しやと期待していた彼岸花は今回路傍に1草も確認できず 多少気落ちしつつ登る途中に郵便受けのようなものを右路肩側に認める。 5番札所語歌堂 近寄り確認するとコスモス、ひまわりなど各種草花の種の無料供給スタンド。近在の方が用意されたもの。自分も数種類を頂戴する。 前回3番札所にて頂いた水仙の球根の脇のプランターに 来春 蒔くを楽しみにする。 |
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何人かの人はスケッチをし、写真を撮っている。 4年前に此処を通過した際にこのような風景に出会った記憶が無い。（今回は前回よりも半月程早い日程ではあるが？） いずれにしろ 自分も写真を撮る。 （ 後日 ネットで確認したところ、寺坂の棚田と称するとの事 ） 同じく 前回は記憶に無い、蕎麦の白い花咲く畑を右に見て再度坂を登って里山から住宅街に入り、道標に導かれて7番札所法長寺に到着。 |
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 7番札所への途上の蕎麦畠 |
次の６番札所への徒歩道順を確認する。 ふと、境内の後を見ると、三菱マテリアルの煙突がまじかに見える。 1巡目の遍路では 点若しくは線でしか 捕らえられなかった 秩父・横瀬の地形を面で少しなりとも捉えることが出来たかと独り納得。 住宅街を外れ、土石流注意の看板の立つ川沿いに登り、葡萄園の中を６番札所卜雲寺に到着。 7番札所法長寺境内の臥牛像 |
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帰路、狭隘な坂道を幅一杯にマイクロバスが登って来るのに出合う。 前回同様８番札所へは数台の観光バスが停車している小松沢農園レジャー施設駐車場の前を通り、横瀬川に出る。 ６番札所卜雲寺 川原にはダンプ50台分以上？と推定する真新しい白い砕石が小高く積まれている。 これはこの川原から採取されたのではなく、この川原の形状・形態を近近変更する為に他所から運び込まれた素材で おそらくは人工の鱒採り場の土台となるのであろう。 |
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札所内には丁度読誦が終わった処と思われる10人程度の団体が付添いの僧侶から何か説明を受けている所で、その間を縫い、本堂内に入り読誦。 境内の楓は見事。 御朱印を頂いた後、眺めていると複数の団体の参拝客が到着。 早々に境内から出る。 8番札所西善寺の楓 |
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大型ダンプが工場から絶え間なく出てくる為 歩行要注意。ストレスがたまる。 歩き遍路のために 観光協会がセメント会社に敷地内通過を認めるよう 要請したら如何と思う。 ９番札所明智寺には先程の団体参拝団が国道299号ルートで先着して読経中であり、又 自分の到着とほぼ同時に別の参拝団のバスも道路上に停車した。 ９番札所明智寺 急ぎ、読誦前に納経所にて御朱印を頂き、先行団体の読経の終わるのを待って、本堂向拝の隅にて小声にて読誦開始。 脇にて 団体さんがバラバラと駆寄り、鰐口を鳴らし、賽銭を入れて拝む。 突如 引率の先達さんが経を唱え始め、団体さんが慌てて唱和する様が判る。 申訳ないが 大急ぎにて観音経の偈を終え、隣の納経所にて御朱印を頂き、団体さんの唱和が終了するを待って、再度 観音経を唱える。已む無し。 |
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歩行時間の短縮には多分寄与しなかったと思う。 境内には４時半過ぎに入り、やむを得ず先ず納経所にて御朱印を頂いたあとで、向拝にて読誦。 向拝から至近の位置の堂内のおびんずる様に 今回も膝と首筋に触れさせて頂き、夕暮れの中、西武秩父駅に戻る。 １０番札所大慈寺 （西武秩父駅 start goal にて 30672歩 ) |
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| 秩父３４観音（２巡目）（２日目） |
