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西国３３観音（詳細６）
| 区切り６回目（33番札所） |
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2012年4月3日 |
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ＪＲ東海道線にて米原駅に7時過ぎに到着。 その時点にて 竹生島航路の欠航の有無の情報が無く、米原駅構内にて 電話等にて情報収集に努めるも らちがなく、長浜駅に向かう。 竹生島航路が今後の天気の回復如何に関係なく 終日欠航であることを長浜駅にて8時15分に確認し、本日の巡礼先を 30番札所の竹生島から 33番札所華厳寺と変更し、ＪＲ大垣駅に向かう。 ＪＲ大垣駅到着が9時50分、谷汲口駅停車の樽見鉄道10時43分発に乗る。 大垣駅から札所華厳寺までのルートとしては別途養老鉄道の使用ももあるので、時間の都合がつけば、行きは養老鉄道、帰りは樽見鉄道と乗り分けたほうが面白いかもしれない。 しかし、よほど留意しないと ＪＲで大垣に来ると 駅の構造上、自然と旧国鉄の樽見鉄道に誘導され乗車してしまいそう。 （参考として 樽見鉄道は1車両ワンマンカーで、大垣谷汲口駅間、650円、シャトルバスは町の補助で片道100円。一方 養老鉄道の大垣揖斐駅間は400円でシャトルバスは200円。） 谷汲山バス停から両側に冷凍富有柿、五穀等農産物の土産物、飲食店の並ぶ だらだら坂を 雨中、傘をさし、10分程上がって33番札所谷汲山華厳寺の山門に着く。 其処から石段を5分ほど上って本堂。内陣の畳敷きまで入って読誦可、外陣の香炉にお線香を点けて供え、内陣に戻って観音経と般若心経を唱え、長野善光寺と同様な戒壇巡りを100円を支払い行う。 御朱印はガイドブックのとおり3種を押して御代も3倍の900円。特にほかの従来の御朱印受領時との差異は見えず。 外陣の板の間とつながっている裏手に（北向き観音？）があり、回廊沿いに笈鶴堂がある。（ 納めてある装身具の量で比べると、 秩父第34番札所の笈鶴堂のほうが遥かに多い。） 後日、知人に このことを伺うと 100観音巡りを終える最後の地が西国では無く、秩父だからであろうとのこと。 （ ある意味で納得！） 笈鶴堂にても激しい風雨の中 ほかに誰もいないので一人、観音経･般若心経を唱え、更に傘を差して より上に在る満願堂を目指す。 納札を箱に入れ、持参の蝋燭と線香に火を付け、同じく読誦する。 読誦しながら なんとなく周囲を見回すと『満願』の文字が此処かしこにに見え、 自分は西国33寺をまだ全て廻り終えていない事になんとなく違和感を覚えた。（やはり、札所33番目の札所には最後に廻るべきだったかな？） 本堂に戻り、蝋燭守の若い坊さんに『鯉の木彫』の所在を尋ね、二匹それぞれを撫で、本堂を後にした。 殆ど戸を閉めているか店番のいない土産屋の中に観光案内所があり、中に一人係員が居たので入ると揖斐川町の観光パンフレット等を手渡された。 桜の咲く来週からは賑やかになるでしょうとのこと。 横殴りの雨の中、往きと同じ運転手さんの 町コミュニテイバスが来た。 春の桜、秋の紅葉 の季節の観光客の主流派は名古屋地区からではなく、近畿エリアからとのこと。 町は住宅の過疎化防止対策として、家賃8000円の町営一戸建て住宅を谷汲口駅近くに数件新築したことなどを話してくれた。 揖斐川観光協会のパンフレット、大垣市観光協会のパンフレットや大垣駅時刻表を見ると、谷汲山華厳寺への電車接続は名古屋岐阜方面からよりも米原方面からの参拝行楽客を念頭においているように感じた。 次の華厳寺への訪問は何年後になるか？ 名古屋発東京行きの夜行バス発車時刻に十分時間があるので、市内の大垣城、郷土館、守屋美術館、金蝶園総本家を訪れた。 どこでも この台風の中 よく来てくれましたと 非常に親切に対応して頂き、充分堪能する。 大垣市の おもてなしに感謝！  |
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