2014年9月吉日 |
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今回は番外の１寺を含む３４の寺院を計１５日にて廻った。 前回は別の番外の１寺を含む同じく３４の寺院を１９日間で廻っているので効率はよくなっている。 内訳は前回は使用しなかった長距離バスを今回３回 片道として使用し、自転車は前回と同様２日間使用したが、巡った寺院は前回の４寺から５寺院と増えた。 宿泊がらみでは 前回は箱根方面からの帰路の途中に１寺寄っただけであったが、今回は同じく箱根の他に、計３回の１泊旅行として廻り、家人が一部行程を同行した。 人により 歩く速度は違うが今回の33の札所のうち、最寄の電車若しくはバス停または直前の札所の納経所から歩いて２５分未満で寺院の境内に到着できたのは18寺。 残りの１５寺院は25分以上を費やして到着している。 45分以上を要した札所は番号順に下記 9番札所 都幾山慈光寺 森林公園駅から自転車で1時間50分 10番札所 岩殿観音 高坂駅から参道経由徒歩55分 11番札所 吉見観音 森林公園駅から自転車で45分 20番札所 益子観音 益子駅から城内坂経由で徒歩45分 21番札所 八溝山日輪寺 蛇穴バス停から徒歩1時間45分 24番札所 雨引観音 筑波登山口から自転車で2時間 26番札所 清瀧寺 雨引観音から自転車で3時間 32番札所 音羽山清水寺 長者町駅から徒歩50分 4年の間に住職さんが代替わりした札所もあったが、各札所の持つ固有の雰囲気は何も変わっていないように思う。 30分以上、1時間弱を要して歩き続けて、札所の敷地内に足を踏み入れる時、 見覚えのある諸堂や庭木を見て 常にやっと着いたという安堵感と、前回と何も変っていないらしい懐かしさとで 一種どくとくな 高揚感に満たされる。 この特異な気持ちの昂ぶりは おそらく観光ツアーの一員として訪れる時の比では無いと思う。 本堂の向拝 若しくは内陣にて 観音経、般若心経を読誦する際、 無心にスッと入っていける場合と、諸々の雑念が頭から離れず、うわの空で言葉だけが口から出て行く場合がある。これではいけないと一心に祈る。 雑念が吹っ切れて読誦しとおせる場合と、そうでない場合がある。 其のときの 自分の心の中を 納経所に居る方々は見通しておられるように思う。 そのような 納経所を擁する札所には 許されるならば 今後何度も 訪れてみたいと願う。 |
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